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花力発電とは

色素増感型太陽電池キット「花力発電」について、ご紹介します。


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色素増感型太陽電池「花力発電(かりょくはつでん)」

太陽の光で電気を作るというと、皆さんはどんなものを想像しますか?
板状の太陽電池を思いだしたのではないでしょうか。
最近は家の屋根にもよく見られる太陽電池は“シリコン型太陽電池”ですが、「花力発電(かりょくはつでん)」は“色素増感型太陽電池”です。
では、“シリコン型太陽電池”と“色素増感型太陽電池”はどんな違いがあるのでしょうか。
画像:太陽と太陽電池

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製造が難しい“シリコン型太陽電池”

これまでの太陽電池は半導体のシリコンを使用しており、強度や安定性に優れているため無人灯台の灯りをともし続けたり、ビルや家屋に取り付け使用電気量をまかなったりと、様々な用途につかわれています。
しかし、このシリコン型太陽電池は高純度のシリコンや高温、真空の特別な環境が必要なため、製造が難しいのです。
そこで製造が簡単で環境への負荷が低く、かつ効率よく発電できる太陽電池の開発が望まれていました。

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次世代の太陽光発電システム“色素増感型太陽電池”

いま、新しいタイプの太陽電池“色素増感型太陽電池”が注目されています。
ベースとして使用されるのは、なんと花や果実の色素です。
太陽の恵みで育った花や果実を使って、太陽の光を電気に変える。
なんと夢のある話でしょうか。
色素増感型太陽電池は安価で入手しやすい材料を使い、特別な環境がなくても製造が可能なのです。もちろん環境への負荷も低いのです。
またシリコン型太陽電池とは違って、曇天や朝夕の弱い光でも非常に効率よく発電できるのが特長です。

この優れた色素増感型太陽電池(光合成型太陽電池ともよばれています)はスイス ローザンヌ工科大学のM・グレッツェル教授らが開発し、従来のシリコン型太陽電池に代わる次世代太陽光発電システムの本命と期待されています。
色素増感型太陽電池のソーラーカーがレースに出た実例もあり、実用化に向けて着々と研究が進められています。
画像:花や果実の色素で電気が生まれる

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色素増感型太陽電池の実験キット「花力発電」を通して

私達は特別な設備や工場でなくても安全で簡単に作ることができる“色素増感型太陽電池”を多くの方に知っていただきたいと考え、実験キット「花力発電」を開発しました。
この「花力発電」を通して、エネルギーのこと、科学のこと、環境のことにもっともっと興味を持っていただければ幸いです。
画像:美しい自然